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転職活動中に遭遇した住宅手当と有給取得率の罠

2017/01/17

福利厚生の落とし穴

どうも、転職経験のあるえもんです。

最近中途採用の人がチームに配属されたので、ふと自分の転職活動のことを思い出しました。

前の職場も悪くなかったのですが、給与面など改善できればと思い転職しました。

学生の就職活動と違い、会社に求めるものがより明確になり社会人経験もある状態での転職活動はまったく異なるものでした。

その活動中に学生さんじゃ気づかないかもしれない、福利厚生の落とし穴に関して経験から書いてみました。

見えない年収とも言われる福利厚生なので、気になる方はチェックしてみてください。

住宅手当の落とし穴

福利厚生の中でも金額的に高い割合を占める住宅手当。

地域や企業にもよりますが1~2万円程度支給している会社が多いようです。

コレだけでも年収が12~24万円違うということですね。

大きな割合を占める住宅手当ですが、私が転職中に気づいたり、出会った落とし穴は意外と多かったです。

 

1.すでに提示されている給与の金額に含まれている

転職を検討していた会社から大まかな給与額の提示があったのですが、悪くない金額でした。

さらに調べてみると会社の福利厚生で住宅手当が1万円程あるので、さらに金額的には多くもらえると

思ってました。

会社は私がもらえる給与を福利厚生込みで提示してたのに、私が勝手に提示額+住宅手当などの福利厚生と思い込んでいたんですね。

ありがちな思い込みですが、会社に入社してから気づいても後の祭り。

2.支給には条件がある

会社の情報で「住宅手当」と記載があっても、たとえば独身か子持ちかなので金額が変わったりするのは想像してるかもしれません。

しかし、実際に聞いてみると支給に条件がある会社も少なくないですよ。

私が検討していた会社であったのはこんな条件です。

 

①世帯主のみに支給

学生さんはピンとこないかも知れませんが、ようするに住んでる家を借りてる人や保有者です。

条件がつくともらえなくなるのはどのような人でしょうか?

実家暮らしはなんとなく分かると思いますが、たとえば結婚した場合です。

今まで独身で一人暮らしだったので世帯主でしたが、結婚して世帯主じゃなくなるともらえなくなります。

 

②会社から近い人のみ

意外と多かったのがこの条件です。

会社から3km以内や、3駅以内などという条件がありました。

おそらく住宅手当てを全員には支給したくないけど、交通費が安い分家が近い人には還元するために導入している会社が多いのではないのでしょうか。

この条件をつけることで有事の際に駆けつけられることや、遅くまで残業できる会社的メリットも?

③支給されると交通費がでない

前に説明した会社から一定の距離じゃないと支給されない会社の中に、

住宅手当てを支給するとかわりに交通費は支給しない

という会社がありました。

まさか住宅手当は支給されるが、他で減算されるパターンがあるとは思ってませんでした。。

 

住宅手当の確認ポイント

①提示された給与や年収に含まれて計算されているかの確認

②もらうための条件の確認

③住宅手当をもらうと交通費が支給されないなどのデメリットはないか

 

有給取得率の罠

会社の口コミなどの情報を見ていると、みなさん有給取得率を気にされますよね。

でもこの有給取得率も結構罠がありますよ。

1.有給取得率以前に年間休日数確認した?

年間休日数は有給以外で従業員に一律に与えられる週休や週休以外の休日のことです。

要するに有給以外のお休み日数です。

コレが意外と会社ごとに差があって最低は105日で多いとこは125日を越えています。

その差なんと20日以上。

これだけ差があると生涯休日数が全然違いますね。

有給取得率が高いと言われても、そもそも休日が少ない会社は注意です。

 

2.所属する予定の有給取得率

まじ社会人になって思うけど、

有給の取得具合って部署やチームで全然違うから。

いくら全社的に取得率良くても、有給とりにくい部署やチームってあるよ。

転職の人は前職のスキルを活かすなら、どの部署に配属されるか分かるから営業部なり開発部の取得率をそれとなく聞きだせるはず。

学生さんは聞きにくいかもしれないですね。

 

有給の確認ポイント

①有給日数や取得率もだけど、年間休日数も大事

②配属される部署がある程度わかるなら、そこの取得率を聞くべき

 

福利厚生の記事書いたけど年収<<福利厚生だからね

少ないですが、福利厚生で気になったことを書いてみました。

誰かのお役に立てればいいのですが、私の転職活動の経験から福利厚生より圧倒的に年収が大事です。

福利厚生のほとんどはお金があれば解決することなので、年収が多ければ問題ないですし好きにお金をかけられますからね。

基本的に年収+お金としてもらえる福利厚生を計算してればOK。

正直住宅手当などの毎月一定の金額が支給される以外の、保養所や優待など福利厚生は使わない人すら多いですし。

求人票などには載せてるけど、実際あまり活用されてない福利厚生も多いです。

同じくらいの年収で、業務内容や会社の雰囲気も甲乙つけがたいときに福利厚生を比較すればよいです。

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